丁寧に育てられたコーヒー
「アニバーサリーは前にも飲んだことあるから違うのにしようかな」そんな声を店頭でよく耳にします。
ここで驚きの事実をお伝えします。
アニバーサリーの“名前”は同じでも、その中身は毎回進化しているんです!
今のアニバーサリーはニカラグア モンテ・リバノ農園 ロス・アルペスの豆です。
手入れの行き届いた美しく健康的な農園
ヴォアラ珈琲でもお馴染みのニカラグアの名門ブエノス・アイレスグループが所有する10の農園の内の1つの農園です。
前回のアニバーサリーはモンテ・リバノ農園、今回はそれにロス・アルペスとつきます。
コーヒーは山に植えてある
じつはロス・アルペスはモンテ・リバノ農園の一番高いエリアの名称です。
モンテ・リバノ農園は山にあります。1,300mから1,700mの山中にコーヒーの木々が整然と並ぶ、まさに自然の宝庫。
1,600mから1,700mの位置がロス・アルペスです。
ロス・アルペスでまどろむ世界一美しい鳥ケツァール
そう、同じ農園でもエリアを分けてロットごとに育てています。
標高の違いでも味わいに変化が出てきます。また陽の当たり具合でも。
生産者はそれも知っているのでこの様にエリアで分けて品質管理をすることもあります。
健やかに実ったコーヒーチェリー
さらに、品種、生産処理方法でも分けるので、すごい数のロットになります。
だから同じ農園でも多種多様なフレーバーを持つコーヒーが生まれるのです。
スペシャルティコーヒーならではの品質管理だと思います。
毎日が登山
山の中で毎日木の世話をして、収穫、生産処理、味のチェック。
1,700m級の山というと、鹿児島では韓国岳(霧島山)です。
よし!と気合いを入れて登る様な山に、毎日の様に登って世話しているのです。
その労力は計り知れません。
大自然の中にあるモンテ・リバノ農園
皆さんもお住まいの都道府県の山で1,700mで検索してみてください。
実感が湧くと思います。
私はこの生産者の方々が大事に育てた大自然の恵みを大事に焙煎していきたいと思います。
今日も良い1日をお過ごしください。