コーヒーの一族が鹿児島に
今年もグアテマラから素晴らしいお客様がヴォアラにいらっしゃいました!
ウエウエテナンゴ県にあるロスマ農園のアレハンドロ・モラレスさんと弟のフレディ・モラレスさんです。
実は、昨年はお父さんのフレディさんが来日され、今年は息子さんのフレディさんが来日されました。(親子で同じ名前なんです。)
真ん中 左) アレハンドロさん、右) フレディさん兄弟
一族で育む情熱
ロスマ農園は家族の力を合わせ、最高のコーヒーを生み出す「コーヒー一家」。
農園の管理をするアレハンドロさん、焙煎とカッピングを担当するフレディさんとその奥さん。
家族全員が一丸となり、コーヒーの品質にこだわり抜いています。
左)弟のフレディさん 右)奥さん
ロスマのクオリティコントロールルームでのカッピングの風景。
グアテマラってどんな国?
ロスマ農園の収穫期とこだわり
毎年12月から3月が収穫期。
収穫期になると隣の街からピッカーが集められて収穫作業が始まります。
最高のコーヒーを提供するため、ピッカーたちには収穫前に品質管理の指導が行われます。
完熟したコーヒーチェリーのみが選別され、そのこだわりが香り豊かな味わいを生み出しているのです。
この写真はピッカーたちに、収穫するときはこの様な色を摘んでねという見本になります。
左側は未熟で青っぽい味になり、右側は過熟で薬品の様な匂いが発生したりします。(これらの風味は焙煎した後にわかります。)
収穫された真っ赤なコーヒーチェリーとアレハンドロさん
ただ、グアテマラも日本と同じく人手不足で、年々ピッカーを集めるのが大変になってきているそうです。
もっと他の街からもピッカーを集めないといけないとアレハンドロさんは話していました。
そして、現在販売中の「グアテマラ・クラシック(プラン・デ・ラ・ ベガ農園)」の農園主エルウィン氏は、彼らの従兄弟だそうです。
家族や親戚が協力して一族の味を守り続けています。
真面目な生産者はやはり良いコーヒーを作ります。
ぜひ、彼らのコーヒーでファミリーの情熱と豊かな風味を感じてみてください。